ある貧しい漁師の家に猿猴がこっそりと鰯の腸を取りに来とったんじゃと 流しの上を滑らすように長~い腕をそお~と伸ばして持っていきよったそうな それに気が付いた漁師は毎晩鰯の腸を置いてやったそうじゃ そうしたらその夏は川でおぼれる子供が一人もおらんようなったそうじゃ それだけじゃのうて、漁に行きゃあ いついき鯛が釣れるようになったんじゃと だんだんと裕福になった漁師は こりゃあ猿猴の仕業じゃろうと鰯の腸を置き続けたそうな ある日漁師は流しの木が腐っているのに気が付いて、 こりゃあ危ない ささくれで猿猴が怪我でもしちゃあいけんわいと 早速真鍮を使って修繕したんじゃげな そうしたら猿猴は金気(かねけ)な物を嫌ろうて来んようになってしもうたという事じゃそうな・・・ これは小学生の時に広島の民話だったか昔話だったか・・・で読んだ物語です 昔の事なので若干違う所があるかもしれませんが大筋はこんな話だったと思います 猿猴は人間の尻から手をつっこんで、 つべ(人間のはらわた)をぬいて食べる恐ろしい生き物だ・・・ そんな話が多い中 なんとなくほのぼのとした感じだったので覚えていました ただ・・・ 猿猴が来なくなってその後漁師がどうなったのか・・・ それとも物語にも書かれていなかったのか・・・ 残念ながら覚えておりません 50mm持ってポタリング その3
by coffeebreak2005
| 2009-03-27 21:19
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